2010年05月26日
知らぬが仏と言うけれど、知りつつ無視できることも重要
今週のカンブリア宮殿で、冷凍技術の開発を行っている株式会社アビーが取り上げられていた。
この会社はCAS(Cells Alive System)冷凍という、食品の鮮度を保ったまま冷凍する技術を開発し、現在国内だけでなく世界からも注目されているらしい。
この会社はCAS(Cells Alive System)冷凍という、食品の鮮度を保ったまま冷凍する技術を開発し、現在国内だけでなく世界からも注目されているらしい。
CAS冷凍の開発者でアビー社長の大和田哲男は、高校を卒業後してすぐ父親の経営する会社に入社されたということで、入社当時は冷凍技術に関しては全くの素人だったらしい。
技術者の側に張り付いて、勉強したとか。
CAS冷凍開発の話になった時、
「専門家だったら逆に開発できなかったのでは。素人の方が自由な発想ができると思う。」
みたいなことを述べられていた。
(ちなみに、MCの村上龍も同じようなことを言っていた)
これは、博士課程に在籍中の僕にとっては、耳が痛い言葉でしたね。
存在を否定されたみたいなもんだもんな。
と、ここで踊る大捜査線などを手がけている脚本家の君塚良一を思い出した。
君塚は原稿執筆の際、「あたかもリアリティ」という手法を用いているらしい。
これは、緻密に取材しながらも、取材で得られた事実より雰囲気を優先し、あえて事実と異なる描写を混ぜるというものである。
これと同じことを、僕らもやるべきなのではないだろうか。
知識を持ちつつ、それに縛られない発想をする。
矛盾しているようだけど、大事を成し遂げるためには、必要なスキルなのではないだろうか。
最終的には自分の直感を信じ、それに向けて突き進んでいく。
そのヒラメキを信じ切れるかどうか、そこにかかっているんだと思う。
技術者の側に張り付いて、勉強したとか。
CAS冷凍開発の話になった時、
「専門家だったら逆に開発できなかったのでは。素人の方が自由な発想ができると思う。」
みたいなことを述べられていた。
(ちなみに、MCの村上龍も同じようなことを言っていた)
これは、博士課程に在籍中の僕にとっては、耳が痛い言葉でしたね。
存在を否定されたみたいなもんだもんな。
と、ここで踊る大捜査線などを手がけている脚本家の君塚良一を思い出した。
君塚は原稿執筆の際、「あたかもリアリティ」という手法を用いているらしい。
これは、緻密に取材しながらも、取材で得られた事実より雰囲気を優先し、あえて事実と異なる描写を混ぜるというものである。
これと同じことを、僕らもやるべきなのではないだろうか。
知識を持ちつつ、それに縛られない発想をする。
矛盾しているようだけど、大事を成し遂げるためには、必要なスキルなのではないだろうか。
最終的には自分の直感を信じ、それに向けて突き進んでいく。
そのヒラメキを信じ切れるかどうか、そこにかかっているんだと思う。
Posted by wasese at 15:06│Comments(0)│日々の記録
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